ランチ１５００円
ReduceStyle（リデューススタイル）の店。これはコースのメニュウを好みでリデュース（減らす）できる。例えばデザートが不要なら２００円八寸なら１００円を引いてくれる。これは親切かも。結論から言うと１５００円でもすごく満足できる質と量である。小まかな処に手が入っていて、それでいて華美でなく、斬新さも兼ね備えている。
帆立のフラン、牛タンタコス、メゴチのエスカベッシュ。
フランはプリンか茶碗蒸しみたいなのかな。バジルソースが効いている。タコスはピリ辛ケチャップ、荒切りにしたタンとよくあう。メゴチは頭と骨は除いてあり酸味が丁度よい。
この店の外観はフレンチ内装はイタリアンＢＧＭはラテンと微妙にミスマッチな店だなぁと思っていると、出ましたスープがお椀で。海老真薯、花麩、アスパラガス。一口目は病院食かと思えるほど薄い、しかし進むに連れしっかりした味になってくる。
ご飯とパンが選べるが、この際は是非パンで。 ややウェットなフランスパンと黒麦パン。
魚料理：スズキとフグのポワレ、白インゲン豆のソース。
肉料理：豚ロースのグリル、合鴨のソテー黒スグリ(カシス)のソース。パイが乗っている。やや甘酢っぱい黒スグリのソースは食欲を刺激する。
八寸：酢〆鮪、プチトマト夏野菜絡め。
一口サイズのレアマグロとトマトの回りに野菜のみじん切りをまぶしたモノ。おいしいけど流れの中で浮いている。これは次回からなしにしよう。−１００円。
デザート：フランソワーズソルベ、ガトーチョコラ、パンナコッタ
これもいい出来。コーヒーもおいしかった。でもデザートとコーヒーはカットしても充分満足なランチになるなぁ。−３００円。
