黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

はてな本


Mig氏のラーメン談義2004年版である。彼の批評は「旨いまずいをハッキリ言うため」のポリシー(1月1日に記載)が明確なので読み手側の好みと相反しても不快でない。読み返してみて行動力の速さと広さにあらためて驚く。「コク」や「エグ味」「〜臭」等の解説は、曖昧な表現をしがちな私にはありがたい。またコンメントが多いのも特徴であろう。常連のN平氏、月Q一氏をはじめ医Y氏、ゾンビ氏AG氏など多彩なコメンテーター達のつっこみつっこまれつつのトークバトルはMig氏のウエストのごとく本を厚くしている。この本は京都のみならず関西のラーメン本として秀逸(秀一ではない)といえる。