黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

第2回おかやまラーメン博設営



午前9時一番乗り。昨夜まで考え続けたコンロと冷蔵庫、テーブルのレイアウトを現場で再考する。ガスの配管までには1時間ある。実際に使ったことのない直径50cmの寸胴を5個効率よく並べるのは難しい。ガスの設備に来たおっちゃんにコンロ間の安全な距離やゴム管の取り回しについてアドバイスをもらう。


普通この規模では3系統も設置しないらしいがこのテントで3日間ラーメンを1000杯以上は作り続けること、しかもスープは深夜から現場炊きすることをおっちゃんに話すといたく感激してくれて「ほんなら、もう昼夜問わずここに詰めとるんじゃぁ。たいへんじゃなぁ、寝ぼけても菅ひっかけんように廻しとくから」といってくれた。おかげでゴム管が足元を這うの極力回避できた。


コンロの位置が決まり二つ目の課題は盛り付けラインの検討である。如何にスムーズに安全に丼を移動させるか。タレとオイルを注いでおき、スープを注ぎ麺を入れる具をトッピングする、お客様に正面を向けてお出しする。このパートはパーフォーマンスでもあるので美しくお見せしなければならんだろう。結局奥から一直線に流れるように中央に机を配置した。夕刻に設営が完了したので解散、僕らはみよしに保管してあるタレとメンマを取りに行く。帰りに自作派さんと山屋で焼肉をがっつり夕食。就寝午後10時



午前2時起床し会場に向かう。寸胴に水を注ぎ火を付ける。ハイカロリバーナーでも70リットルの寸胴は沸くまでに小一時間かかった。結局鶏ガラが投入できたのは午前3時20分であった。以下スープ・マニュアル
・一番寸胴
am3:20ガラ11.5kgニンニク、生姜、ネギ投入しガンガン焚く
am6:00ガラ3.5kg追加
am6:30消火
am8:00再点火
am8:30節投入
am9:00漉しで完成
これで一日分の1/5のスープが取れたことになる。
同時進行で二番寸胴am3:50,三番寸胴am4:20,四番am7:00,五番am9:00と時間差を置いて焚きはじめていていく。すべての寸胴の状況が異なっているので一瞬たりとも気が抜けない。午前6時スープ方が顔を出しはじめる。守を任せて車で横になり一時休憩。