黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

こめぎラーメン@飛竜

みそ味 2食入り参考価格298円

飛竜の新商品醤油味に続いて味噌味である。

茹で時間は「作り方」では1分になっているが前回の状態から1分強でもいいくらい。今回は大盛り2玉。急だったので具材がなく小松村のもも肉燻製と黄身に火が通らなかった玉子を投入。

麺が茹で上がってから玉子の殻を剥くという不手際にももかかわらず麺はのびていない。「麺は硬めだ」という方には迅速な対応をしていただくとして、僕のように柔目も好みならばこれはありがたい特徴である。至適な状態が長いと言うことで盛り付けに手間取ったり食べるのに時間がかかる人などにとっては朗報であろう。また中華麺の食感と大きな差がないものいい。
米粉のイメージはどうなんだろう。高級感があるとは言えないが安くあげてるという感じでもない。高級品を組み合わせた「カニウニイクラ弁当」とかブランド力を使った「松坂牛ステーキ」とか、高いイメージを加えてアップ感をだす「カニかま」「松茸のお吸い物」これらはプラスアルファ的に価値を高めた商品である。「米粉使用」はどれに分類されるだろう。米と言えば米余りとか減反とか米離れとか主食であるにもかかわらず良いイメージがない。反面御飯というとほっかほか、あったかい、おいしいなど母性的な感じがする。原料と食品の落差はすくなくないようだ。しかし米粉は実は高価だ。いままでの米粉は「くず米」と呼ばれる不適合品が使われていたが今は普通の米を使う場合が多い。とくにこの「こめぎ」はブランド米を原料としているのでお安くない。米粉のグレードは上がっているのだ。
「こめぎ」の茹で時間が短くのびにくいという性質を活かして配膳に時間がかかる給食の現場等では有効かもしれない。