仲井戸"CHABO"麗市ソロ
Fighting Guitar MAN TOUR 2013という名にふさわしい力の入ったライブであった。
1970年代の半ば日比谷の野音で清志郎さんを観たが、CHABOさんの加入前だからそれがRCだったのかどうか記憶にない。RCがエレキになってからは観る機会がなくCHABOさんとは縁がなかったなぁ。数少ないTVのインタビュウなどを見る限り気むずかしいギタリストの印象しかなかったが、この夜でがらっと変わった。オチャメといっては失礼だが、すごいはしゃっぎぷりで楽しいトーク炸裂。シャイであるが故に表向きはしかとしていたようだ。
一曲が長く前後のトークと合わせると十数分かかる。どの唄も叙情的で繊細だ。過去のセッションの話題や新しいバンドの話は新鮮で聞き飽きない内容だった。
観客もすごくて追っかけコーラスをちゃんと最後までやる。それに乗っかるようにCHABOさんは気持ちよさそうに唄う。最後列で聴いていた僕には大コーラス隊を従えたステージのように聞こえ、とっても素敵だった。