黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

唐組@旧内山下小学校グランド

5月3日 鉛の兵隊

赤テントに来るのは10数年ぶり「桃太郎の母」以来だ。

桟敷席なので2時間座っているのはきつい。幸いにして端っこのスペースが空いていた。舞台を斜に観ることになるが足が組み替えられたり若干なりとも自由が効くので楽な位置である。
日常と非日常が交錯してシュールな空間ができる。ニヒルな男と情な男、新巻鮭な男、掌紋を収集するニューハーフ、姉、吐息占い師の女、相変わらず昭和テイストで変なキャラばかりだが別の世界ではなく日本のどこかに思えることが作者唐十郎のすごいところだ。
登場人物月寒七々雄(ツキサブナナオ)の姉サエのイメージ。月寒冴(ツキサブサエ)はマリーゴールドの華である。

次の日ポスター展と林海象氏と西堂行人氏のトークショウに参加。