黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

おぼんろ岡山公演@ルネスホール

パダラマ ジュグラマ

蟠龍(ばんりょう)さんの垂れ幕。迫力じゃわ。
6月28日は最終公演。受付で「ばんりょう」というとボトルスティック・チケットで入れるそうです。ボトルスティック・チケット(訳すと瓶棒=貧乏)は2000円です。でも。ばんりょう=びんぼうじゃないですからね。気をつけてチャーリー。

会場にいわゆるステージはなく十字に花道様のスペースを桟敷が囲む。入口に低い舞台があってそこを通って桟敷に降りる。正面にはイントレが組んであり、天井からはビニル傘がぶら下がっている。

大道具も廃棄物(ゴミだね)を利用している。

ルネスの柱は、どんな使い方にも耐えるなぁ。違和感なしですわ。むしろこれがあることで想像力が増位山。

開演前におこなうストレッチ。これから90分、客はあっちを観たり、こっちに向いたり四方気を配らねばならない。
この芝居では観客は傍観者ではなく、あるひとつの群なのだ。僕は通路の角にいて役者の息づかいや駆け抜ける風を直に感じることが出来た。小劇団ならではである。