こくうま ２９８円
さて、十勝新津製麺・サークルＫ・ＯＨＫの共同企画第一弾である。カップ麺の限界はあるもののどこまで再現してくれるか楽しみである。しかし番組でインタビュウを受けた店主が「全く似ていない」と発言したのには驚いた。妥協の産物なのか？６号まで試作したと聞いたが、発売予定日から逆算するとどこかで諦めざるをえなかったのか。
完成直後
もともとライトなスープに調味オイル、八角風味の濃いチャーシュウ、辛みタレ（さらに店では海苔、木耳）のトッピング重視系のラーメンである。なので通常のスープ、レトルト具、ネギの他に調味オイル、辛みタレが添付されていて計５袋もある。乾燥具にはネギだけではなくモヤシも少量入っている。チャーシュウは厚くボリュームがあり店と同様に八角が効いている。麺は細麺で腰があり表面のツヤもいい。調味オイルがスープを補填する重要な役割をしていて、オイルがスープに馴染むに連れて「龍や」のラーメンになってくる。これはいいんじゃない。カップ麺に必要なのは、店のクオリティーをなにかしらひとつ持っていることだ。その点でこのカップ麺は成功していると言える。前述の店主発言は謙遜だったのか、それとも開発途中の声だったのか？
