黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

お多津@笠岡


煮豚 420円
ハートランド・ビールと煮豚で一人乾杯。厚切りで量が多いので喰いきれるか一瞬とまどう。コールスロー(笠岡ではオイルキャベツと言うそうな。たしかにコールスローとは甘さがなく食感もちがう)は酸味が強かったので胡椒を少々振る。煮豚は柔らかく、ほどよく脂が抜けているので口に含んで溶ける感触が心地よい。マヨネーズは自家製か?

隣席に配膳されただけでオイルの臭いが漂う。色も濃い。今日のはいつもとは違うな。もしかして煮豚ははずしたか?とやや後悔の念が頭をよぎる。煮豚を二枚残してラーメンを注文。平太麺だった。やはりオイルが多い。背脂の塊が3つ。角切りの鴨は軽く薫製されているらしい。表面パリパリの背脂塊はひとつ食べてみたが旨い。みみ亭と連食でなかったら全部平らげているところだ。スープにはほのかに柑橘系の香りがする。平太麺は量的に少なく感じた。やはりこれだけオイルが多いとそれぞれの味が包まれてしまって終盤クドクなってしまった。はじめてスープを残した。これはとっさんのマリオ流か?169杯目(自作45杯)
 
煮豚をスープにからめて食ってみたらこりゃいける。