僕らにとっては鬼門の塩ラーメンである。何年か前塩に挑戦してさんざんな評価もあったからね。今回はリベンジだ。
二ヶ月ぶりの朝市である。自分用のラーメンはたいして気を遣わないが、他人様に召し上がっていただくとなるとやはり緊張し、作業も自ずから慎重になる。
山のようなガラが徐々に沈んでいく。
この大きさがディフォになってしまって、会計担当は頭が痛いだろう。本来なら半分でも十分な大きさだ。
試作第一号。スープの濃さで意見が分かれた。塩は難しい。がつんと来るぐらい濃い方がいいのか、さわやさを優先するのか。
結局朝ラーということで、さわやかさを選択。終盤スープが濃くなる傾向にあるので、結果的には良かったと思う。
午前5時。スープで思案している中、状況を見守るお客さん達。まさにライブ感たっぷり。