今僕が注目している岡山のバンドのひとつに「J-ROGER」がある。ロカビリーなんだが、プレスリー等の古典的なのとも違うし、ストレイ・キャッツに至るとあまり聴いたことが無いが、少ない知識の中でもなんとなく違う気もする。ヘビーだがキャッチーさもあって歌謡ロックっぽい面もある。小気味よいリズムで日本語にのせているところが、そう思わせるのだろう。
↓J-ROGERの動画です。
彼らはジャパロカと呼んでいて、それを僕は知らない。「ジャパロカってどんなバンドがあるの?」と尋ねると「ブラックキャッツ」と。じゃ、聴いてみましょう。
1990年のベスト盤だ。1986年解散するまでの6枚のアルバムから選曲されているようだ。
ボーカルは甘い声で、サックスも入ってるしかっこいい。歌詞カードを見て驚いた。作詞に森雪之丞をはじめ、作曲に村松邦男、編曲に伊藤銀次、鈴木茂らが参加しているではないか。最初から見込まれたバンドだったんだなぁ。全く知らなかったけど。
何度か再結成をしてるが主要なメンバーは、若くして鬼籍に入っている。伝説のバンドってわけだ。
彼らが活躍したのは1980年代だ。僕の人生の中ではその10年間は仕事に没頭しなければならない時期だったので、音楽どころでは無かったし、それにフランクザッパ一辺倒だったのでロカビリーは眼中に無かった。
おっと「眼中に無い」といえば、J−ROGERに「GUNCHU」て曲があるな。これはまさに「眼中に無い」という歌詞からきている。