黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

お弁当@イトヨー

豪華天重 680円

エビ2尾、穴子、海鮮かき揚白身魚、椎茸、シシトウの天丼で680円である。ありがたい。昔はお弁当はうら寂しい物だった。一番充実していたのが駅弁(幕の内)で独特のヘギの香りがしていた。味付けは甘濃く、焼魚をはじめ牛肉煮や野菜のにたん、巻き卵、蒲鉾、金時豆、ご飯、梅干し。こんな感じ。昭和40年ころだな。これでも400円とか500円はしたらしい。今考えると随分高かったなぁ。それにしてもいまじゃ海老2尾もついて680円だぜ。ここ10年コンビニ弁当も進化してうまいもんなぁ。そういえばブラックタイガーの需要が急速に伸び本格的に輸入されはじめたのが昭和55年。以後ランチやお弁当でも気軽に海老が喰える。ありがたい。ちなみにバナナの輸入自由化は昭和38年小学生の頃だった、それまでは病気の時にしか供給されることは無かった。しかし病気しない子供だったので自分用ではなく祖父のお見舞いに行ったときにむさぼり食った覚えがある。