黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

チボリ公園 宴の後

倉敷三斎市の帰り電車待ちの時間に。


信号機に残されたシルエットが寂しそうです。
チボリ公園はバブルの産んだ鬼っ子だった。バブルのころ市長選の争点となって岡山市は事業から撤退、倉敷にお鉢を廻されて開園したものの、すでにバブルははじけていた。好調だったのは最初の3年間だけ後は衰退の一途という第三セクターおきまりの末路だった。誘致の時点から血みどろの金取り合戦の様相を呈していて、そんな遊園地で夢が売れるはずもなかったといえる。ぼくは市長選では誘致反対派を応援したので倉敷に開園しても行く気にならなかったが一度だけコンサートで訪問したことがある。観覧車に乗ってみたら市内が一望できていい景観だったな。それとスタッフがきびきびしていて気持ちがよかった。カウントダウン・パーティーに出店した人に聞いてみるとスタッフは最後までよくやってくれたとのこと。夢を託した若者がおおぜいいたんだろうなぁ。