１月からはじまった電柱の建て替え作業はいよいよ大詰め、旧電柱の撤去である。
根元の舗装を剥がし周囲を少し掘る。旧電柱にワイヤをかけ引っ張り出すのだが、持ち上げられる高さには限界がある。最も合理的な位置にかけないと抜けないし、クレーン車のアームが架線に接触してもいけない。倒す方向まで決めておいて絶妙な位置にワイヤをかける。
新電柱に登った人は体を張って架線を弛ませ、下の人は先が遊ばないように誘導しています。徐々に浮き上がってきました。きわめて慎重な作業です。
底が地上に出たら全体重をかけて横にずらし、ワイヤーを緩めると地面に安置されます。
さらに慎重に傾けていきます。架線の間を縫う微妙な作業です。
埋めもどして完了しました。この作業を隣の電柱でも繰り返すかと思うと見ているだけでくたびれます。ご苦労様です。
