重慶貴套餐 ランチコース３５００円
前菜。奥左のこんもり盛り上がった刺身のつま状のものは「じゃが麺」。ジャガイモを千六本に切って軽く炒める。見かけはパスタだけど食べるとポテトという不思議。どうやって細く長く切るのかは不明。つま切り用のピーラを使うのかもしれん。じゃが麺は表町にあったキリンシティのメニュウにあった。懐かしい。
カツオのたたき。中華にしては珍しい。ピリ辛の醤油ダレをオニオンスライスに和えていただく。たたきには辛すぎて微妙な味わいが失せるのが残念。
芝エビと春野菜の炒め。筍、しめじ、アスパラ、にんじんなどたくさん入っていてうまい。
回鍋肉。春キャベツが柔らかくてうまい。これも辛さが先に来てせっかくの季節感は減少している。
麻婆豆腐。大鍋でグツグツ煮立った状態で配膳された。これがド迫力。熱くて辛くてこれはこれでいいが前に辛いのが続いているので構成に疑問がわく。同席したお年寄りにはこのコースは不評だったな。
ネギ炒飯。パラパラ炒飯である。最初に白飯とどちらにするか尋ねられ迷わず炒飯にしたのは早計だった。この流れだと白飯を早い段階でもらっておくべきだった。炒飯と同時に配膳されたスープは干エビが強すぎて誰も手をつけなかったという一品。
この店はコースよりアラカルトの方が値は張るけどいいね。量や品数を工夫すれば少しのプラスですむ。
