黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

宇野No.1ライブ

還暦も過ぎ定年退職し再就職やら自営に転向やらなにかと慌ただしいみんなである。でも音楽だけは手放せない。いまだにステージに立ちたいという欲求というか願望というかわがままというか、そんな気持ちをいつまでも抱いている。そして単に自己満足的なものではなく、ちゃんと聴かせられるライブをという熱烈な思いも共通項としてある。

ヒムロ、コージー&ウッチィ スペシャルバンド。ヒムロG.とコージーVo.は40年間FREE一筋にやってきた。一昨年のライブではポール・ロジャーズ本人から祝福のメッセージとマフラーをいただいた。
今回は原尾島ブラックスネイクスから内山さんがギターで、藪下さんがベース、タケちゃんドラムで参加してくれた。ウクレレしか聴いたことがなかったがバリバリブルースを引き倒す内山さんの豹変ぶりには驚いた。藪下さんはダイナミックなベースを聞かせてくれた。長身を活かしたイナバウアー風な弾き方がかっこいい。タケちゃんのドラムはいいグルーブを産むねぇ。ヒムロ君のソロが長く長くなってしまう。


風知空知。ゲストのポールさんはこのバンドではお馴染みになってきた。英語でボケるので通じねぇ。ベースに藤原君が入ってパワーアップじゃ。昨年の初ステージでは引き気味だったが、昔の勘を取り戻したのか堂々としたベースと唄をきかせてくれた。
バンド全体のレベルも上がってきているが、ステージングの点では改良の余地有りですね。ソロが終わると安心したのか汗を拭いたり次曲の用意を始めたり、曲が終わるまでは控えてもらいたいな。お客は曲に入り込んでいるのだから。

セッション。横浜から石川君が来てくれた。学生時代ジューク・ジョイント・ブルースバンドをやっていてウエストロードBBと共演したり当時のブルースブームの一翼を担っていた。彼もまたブランクを乗り越えステージに帰ってきた。

この日は藤原君のものだった。ブルースエッドシューズは学生時代を彷彿とさせた。まだまだ衰えてはいないのだ。


同級生達と。腹と髪に年齢を感じるが皆62歳である。70歳でもライブが出来るように、それ以上にローリングストーンズが続けている限り頑張るぜ。