黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

超医食革命@ジーン・ストーン著グスコー出版社刊

あなたを病気から守ってくれるのは、あなた自身が選択している「食べ物」です。byキャンベル

「フォークス・オーバー・ナイブスは、正しい食事は手術に勝るの意」
どうも僕の食生活とは全く逆の本を選らんでしまったようだ。この本は単純に言うと「野菜、豆類、穀物ナッツ・種子類などを精製加工せずに、そのまま丸ごと食べる食事」そういう生き方をメインテーマにしている。具体的には動物性食品を食べないことだ。
 この本の構成は、まず病気の成り立ちと食生活について多くの例があげられる。一つの例は心臓病はプラークによって血管が細くなったり硬くなって梗塞が起きる。その原因は動物性食品、精製加工食品にある。したがってそれらは食べないようにしよう。ふたつめは、アニマルファーム(食肉生産工場)の問題。家畜たちは劣悪な環境におかれ成長ホルモンが投与されている。こんなものが食べたいですか、という主張。最後にじゃ、何を食べるべきかが定義される。冒頭に書いた「野菜、豆類、穀物ナッツ・種子類などを精製加工せずに、そのまま丸ごと食べる食事」である。色々な調理の仕方、食べる工夫も紹介されている。
 これで何冊かの食と健康に関する書物を読んで、だいたい意見が出そろった。肉は食ってもかまわない、いや喰うな、ケトン食にしろ、運動しろ、イヤ意味が無い等々。ただこれらの本の共通項は、健康(医療)や食が企業の餌食になっていると指摘している事だ。
 何を信じるのか?自分の感性しかないじゃろ。喰いたいものを喰うのだ。肉は喰う酒も呑む、もちろんサラダも大好きじゃし、ラーメンも喰う。
でも出来るだけナチュラルな食材を求めることにしよう。安心な食材にこだわっているお店も多いので、そんな店を選択するようにしよう。