黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ディープな倉敷の入口をさまよう


今夜はネイティブ倉敷人に案内をお願いした。待ち合わせ場所は派出所前と言うことだが、どうやら中で待っているらしい。覗いてみると左から2番目のヒトかもしれません。なにせ初対面なもので。

清川食堂である。昨年隣地は火事にみまわれ痛々しい更地である。幸いにしてここは被害は少なかったようだ。元来路地奥の薄暗い場所だろうが皮肉にも更地からの陽でまぶしいくらいだ。

 
上左:もやしラーメン 上右:みそラーメン 横:ラーメン
最近の店には能書きが多い割には貧相でガッカリする事が多い。しかし、ここ清川食堂は見た目からして頼もしさに溢れたラーメンである。大きめの丼に立体的に盛られたネギがダイナミックさを演出している。しかもこのネギは切り置きではなくたった今刻まれたものだ。タップリとしたスープはほのかに醤油の香ばしさを残しておりモヤシのパリシャリ感と相まって只者ではない。難を言えばワカメはさほど意味がないのと、麺がヤワイ。味噌ラーメンはスープをいただいてみて、ピリ辛の合わせ味噌がうまい。ラーメン:本年107杯目(自作42杯)



同じく清川食堂の餃子とホルモン焼き。この餃子の羽根の見事さ。皮が絶妙に旨い。ホルモン焼きは肝心のホルモンが少なかったのが残念。しかし酒のアテとしては適量かもしれない。

第2又一を通過してスチャダラ・バーへ。バーへ乱入するネイティブ氏。