黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ムービックス

チャーリーとチョコレート工場

原作を読んだのはもう30年前か。ロアルド・ダールの怪奇な物語をティム・バートン監督が華麗なファンタジーにした。あこがれのチョコレート工場を見学する子供達の奇異な体験と工場の主ウォンカ氏(ジョニー・ディップ)の小児体験がフラッシュバック。欲張りで自己チュウな子供達とその親に対するウォンカ氏の冷ややかな対応がイヤミで面白い。彼の父親がサルマンでありドゥークー伯爵なクリストファー・リーで、なんか納得。しかも歯医者だった。ウンパルンパ荒井注にくりそつで笑える。まぁ、画面がキレイとかパートごとのアイデアは奇抜だが最後の5分で何もかも解決する展開にはやや不満か?原作に興味がなければ、退屈。