黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

Rock'n Roll Cafe SKULL7周年お祝いライブ

デスペラードにて

Hey&ユキオ。Hey君は昨年ラーメン祭に来てくださった。このユニットを見るのは初めて。ユキオ君はすでに酔っぱらっていたのか、平常時でもテンションが高いのかしゃべっていることはよくわからないが、Hey君とのコンビを楽しんでいるようだ。LOVE In VAINではHey君のイントロがはじまっているにもかかわらずとりとめもなくしゃべり続けていた。しかし驚いたことに彼のギターは言葉以上に饒舌で説得力がある。滑らかに軽いタッチでHey君の唄をバッキングしている姿にやや感動した。もっともしゃべりはオフでお願いしたい。


Gasoline Alleyは常に挑戦し進化する。お茶を濁すということはなくセットリストには何かしら工夫があり、ストーンズだけでなくR&Bやレゲのエッセンスをも加味しつつ、楽器や機材にも細かな配慮を欠かさない。そしてメンバーはそれぞれの役割を理解し徹している。この姿勢は音に出る。確実なリズムと構成が否が応でも見るものを引きつける。



HojoHandが実力人気ともトップクラスであることは間違いない。それは全員が芸達者なだけでなく適度なルーズさも兼ね備えていることが大きな要因であろう。どきっとするようなソロを聴かせたかと思うと転けるようなギャグもあり、ある意味気が抜けない。ゲストにTODOという希代の歌手を迎えることで深みが増すのである。



SKULLは岩本氏のバー。初めてお目にかかったのはたしか一昨年BarYAMADAである。日本のロックについて話したとおもう。その後「I'm A Man 1」でSkull R&R Blues Bandを拝見できた。岩本氏が楽しんで唄っている姿を見て、こういうバンドのあり方もあるのだと知った。これからも僕らを楽しませてください。