これは岡山のライブシーンを切り取った貴重な記録である。
昨年７月２１日田町ＤＵＣＫＴＡＩＬにおけるライブパーティーの模様をおさめたＤＶＤである。複数のカメラがミュージシャンを追う。編集が凝っていてテロップも入っているし、ストップモーションがかっこいい、またワイプで画面が切り替わるのもいいです。チャプターも切られているので頭出しも簡単だし。素人の技じゃないね。ビデオカメラのは音がよくないのが普通なんだけどすごくいい音質で画面に違和感がないのがいいです。ビンゴゲームの様子も被せてあり楽しい様子もうかがえる。
この夜は招待されていたのだけど仕事の都合で遅くなり雨の中駆けつけたときには、すでにエンディングで場内は凄く盛り上がっていて、この夜のステージがどんなだったかを物語っていた。この時点で僕はまだ1FUji☆2Takaを観たことがなく遅刻したことを悔やんだ。ごった返した客席にはＨＯＪＯＨＡＮＤをはじめとしてFrankyFujino氏、GasolineAlleyの岡野氏、Skullのメンバー、ブルボ２１君など多くのミュージシャン達の顔も見られた。
出演は緋皇（ひおう）、暴発銀玉鉄砲、1FUji☆2Takaと最後にsessionでお馴染みの方々が参加している。
あいかわらず不思議な浮遊感を持つロックバンド緋皇はのちにＣＤに収録された”坂道””BlueMoonJelly”やお馴染みの”東京ブギウギ”など全７曲。
暴発銀玉鉄砲はこの映像が初見。にしおかすみこ風の女性がベースを弾いている。そういえば緋皇もベースは女性だな。少年のような可愛い男性が悪魔の出で立ちでおどろおどろしいハードロックを唄う。これは生で見たいものだ。
1Fuji☆2TakaＤＸはおはこの"BlackMagicWoman"ではじめ"LittleWing"、"HotelCalifornia"この曲から緋皇のメンバーが助っ人に入りTakachangはボーカルに専念。ちゃんとギターバトルが再現されていて一番の聴きどころ。"Heaven""AllRightNow"とご機嫌なナンバーで締めくくった。
JamSessionでは客席にいたミュージシャン達が入れ替わり立ち替わりステージに上がり"HaveYouEverLovedAWoman""SweetHomeChicago"を熱く演奏した。これを見ると皆芸達者で聴かせ処を持っており岡山の音楽レベルの高さがわかる。こういうセッションをまた企画していただきたい。（Takachangが〆の挨拶をしている時に扉が開いて僕が入ってきたのが写っている）
