黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

中国料理 洋明(ようめい)

この辺はエレクパがあった頃はよく来たが、移転後は通過するだけで街の変化を気にしてなかった。先日通りかかったら昔サンドィッチの店だったかな、そこに中国料理の看板が上がっているのを見つけた。見かけはなんの変哲もない店構えだし噂も聞いてない。なのに帰宅してからもなにかしら気になっていた。それで今日思い切って訪問してみた。ランチメニュウは日替わり780円(今日はカキの甘酢辛子炒め)の他に酢豚定食・八宝菜定食・鶏の唐揚げ定食どれも780円、担々麺ゴマ味720円とボードにある。

店内に踏み入れて驚いた。厨房が客席より広い。入口正面にカウンタ5席程度、脇に二人掛テーブル1席、御簾の向こうに4人掛テーブルが4つくらいかな。厨房には料理長と若い料理人、ホール係の女性の3人体制。「こっく」と同じだね。料理人が親子かどうかはわからんけど。
さて、カウンタのお客の前に大きな丼が見えた。どうやら担々麺のようだ。もうひとかたのは鉢の数からして定食のどれかだろう。本来なら初訪なので日替わり定食しかも今日は牡蠣!が個人的にはノーマルなオーダなのだが、あのデカイ丼は気になる。メニュウをみると担々麺ゴマ味と担々麺醤油味がある。担々麺の醤油味とはなんぞや?しかしここは基本に立ち返って担々麺ゴマ味(ライス付)720円を注文。ザーサイが小壺に入っていてつまんでみると、近くにある華家のザーサイもうまいがこれもいけますです。辛さ控えめなのもいい感じ。

ミンチ肉の深煎り具合が尋常でなくうまい。麺はめずらしく細麺。担々麺のスープは終盤クドクなりがちだがそんなことはなく、底に沈んだミンチ肉をサルベージしながら最後まで楽しめる。ご飯との相性もいい。

鷹の爪は計5本。上品な辛さで少し汗をかくくらいには辛い。杏仁豆腐が付いていた。これはプリン風ですげーうまい。かつて東山峠にあった青蓮のと双璧をなす。
住 所 :岡山市西之町15−104
電 話 :086−246−3013
営業時間:11:30〜14:00/17:00〜OS21:30
定休日 :水曜
中国料理 洋明