黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

大仏様@奈良


ここも修学旅行以来です。一匹目は可愛いけどね。うじゃうじゃいてしかも餌を持っているかどうか見分ける技を持っている。手ぶらの僕には見向きもしない。
なんどか戦火に遭いその都度再建されている。そのパワーと技術力の高さに驚くね。いまでいう公共事業みたいなもので雇用対策、景気浮揚策だったんだろうなぁ。


南大門に立つと全容が見える。その大きさに畏怖の念を抱く。大きさだけでなく圧倒する迫力に身が引き締まるおもいがした。

15mくらいあるそうだ。大仏殿の中は涼しく気持ちよい。

お正月とお盆だけ正面の小窓が開けられ拝顔できる。これは大仏様が外を見る機会なのかもしれない。手塚治虫作「火の鳥」でこのシーンが描かれている。写真は殿内の模型を撮影。

建物がデカイので境内も広い。行きは巨大な建造物(南大門も相当大きい)に近づいていく期待感で気にならなかったが、帰りは道をふさぐ鹿がうざい。しかも鹿の目は餌にしか向いてないとおもうと、つぶらな瞳が可愛くもなんともなくなった。かくいう僕の視線は遠くに見える茶屋のビールの看板だけに向いている。