黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

Acoustic Night

At Desperado
鋼の人

見かけはロックンローラーなんだけど、不思議な音を奏でるギターを操りつつ唄うのは”風景”である。一曲目EXIT、二曲目ゴールディは映像的な展開。終演後彼から話をきいてゴールディが映画シンシティーの人物であると知った。僕の早合点でてっきりジェシカ・アルバだと勘違いしてはしゃいでしまった。ゴールディはジェイミー・キングの役だった。すまんです。続く「昭和」は加川良的な唄い廻しと単調なパッカーションで作者の見た”昭和の風景”が語られる。4曲目「しゅうりりえんえん」は水俣病をモチーフにした社会派の歌であるがメッセージ性を押さえ祭囃子のリズムに”水俣の海の風景”が描かれる秀作である。
Route69!

Hideさんとアムールさんのデュオ。先日のORiONのワンマンライブからほぼ一ヶ月、更に磨きがかかり息のあった演奏はスタンダードな曲目でも新鮮だ。