黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

探偵はBARにいる@メルパ岡山


舞台はススキノ。北海道=大泉洋が大活躍。しがない私立探偵にかぎって意味不明の依頼が舞い込むんだな。ハードボイルドの定石。陰謀に巻き込まれ雪に埋められるシーンは迫真。安藤玉恵カルメンマキなど意外な人物が出てきてちょっとびっくり。ライトウイングの連中と街宣車をこけにするところは痛快。人物像が単純なのでわかりやすい。小雪がいい女すぎて最後の決意がやや弱く感じた。想いは手紙で語られるのだがもう少し影がある方が深みがでたかな。ニヒルでタフなばかりじゃない探偵が大泉洋にはぴったり、やる気のない松田龍平とのすっとぼけたコンビは次回を感じさせる。