退屈な会議が思ったより早く終わったのでおやつ代わりに訪問。
いつ通りかかってもガラス越しに行列が見えてパスしていた。数年ぶりに入店。早い時間なので待ち客は居ないがそれでも８割は埋まっている。
酒４８０円。タッチパネル式になっていた。これならメニュウ全体がページをめくるようにわかるし、季節物やキャンペーン物を見逃すことはない。帰りがけにお得なキャンペーンメニュウに気が付くほど悔しいことはないからねぇ。
しかしおっさんの乾燥肌ではタッチが反応しなくて往生した。指先にハァハァ息を吹きかけながら何度かトライしてやっと受付けてくれた。
たいらぎ貝２２０円。
まあじ２２０円。
アボガドえび１６０円。
炙り三昧（ウナギ、サーモン、ホタテ）２８０円。
タッチパネル式だと注文時に声を出すことがないので店内は異様に静かだ。品が来るときも「はいどうぞ」とスーット持ってくる。今日のオススメも表示されるから板さんとの会話もない。「トロとハマチとウニ」と声をかけると「ハイヨォ、ロッとハマァとウニ軍艦〜ン」と復唱され、それぞれの担当にこだまのように伝わっていく状況がない。目の前の若い板さんは「１５番ヒラメとサワラ、２０番炙りかぁ」とパネルを見ながらつぶやき黙々と寿司を握る。
近未来的状況といえるのかな、便利さが快適とはかぎらないんだな。
