黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

土曜夜市@北区表町

7月28日土曜夜市をそぞろ歩く。

上之町に賑やかな一角が見える。

鶏白湯ラーメン500円。表町は服部時計店の服部良弘さんプロデュースのラーメン屋台である。数日前から仕込みの様子がfacebookに上げられていて、凝ったことをしているなと思ってた。スープにはチューリップの食用球根とユリ根が隠し味になっている。奇抜な材料ではあるが根拠のないことではない。僕らも同じ意図で使っている。もっと安価で手に入りやすいものだけど。なぜ使うかはヒ・ミ・ツ。

チャーシュウ、メンマは提供前にも火を通している。こういう気遣いは重要だ。

ラーメンだけでなくビールや綿菓子体験販売など初めの屋台にしては大変な現場になっていた。ラーメンはスタッフがついていて総勢3人で切り盛りする。

いい仕上がりです。香りもいいし、見るからに濃いそうです。チャーシュウは僕好みの醤油芳ばしくちゃんと歯ごたえが残してある。

麺は冨士麺。スープと麺の相性がイイネと話ているところに冨士麺の若旦那がやってきたので驚いた。お世辞ではなくこれはうまかったですわ。俗な言い方をすれば素人が目一杯時間と手間をかけて材料惜しまず使ったラーメンで、それでもうまくいく確率はすこぶる低いが、これは成功した部類だ。さらに屋台を出すだけでも手続き申請許可などラーメン作りとは無関係の仕事が山ほどある。やはり熱心さと熱意に勝るものはないね。