黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

マウリッツハイス美術館展@神戸市立美術館

フェルメール真珠の耳飾りの少女レンブラント「自画像」ほか

開館直前の神戸市立美術館。さすがに長い行列ができていた。もっともこの後はさほど待つこともなく入場できた。

フェルメールは7年前アムステルダム国立美術館展@神戸で一作品、6年前フェルメール展@上野での七作品以来である。今回は「ディアナとニンフたち」も加えて2作品を観ることができた。レンブラントやヤン・ステーン、フランス・ハリスなども同時に展示されているので、オランダ絵画の黄金期を堪能できる。フェルメールの時代カメラの原型が発明され、絵よりも写真の方が細密さに優れていたので、それに負けじと精密で質感のある絵を描き始めた。でもカメラの進歩にかなうものではなく画家は失業の憂き目に遭う。そこで生まれたのがモネらの「印象派」である。見た正確さではなく見た感覚を大事にするんだね。

豚に真珠byあがるた