黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

成田家中店@北区表町


ラーメン学会京橋朝市の打ち合わせ。

二階があくまで下で待機。一階のメニュウは豊富だなぁ。二階は本日のお勧め黒板といつものメニュー表しかない。今夜はとり酢と湯豆腐は頼まないでいつもと違う成田家をみてみよう。

早めに付いたのでフライング気味に鉄火巻とビールで空腹を癒やしておく。鉄火は定番だったな。でもいつもは締めだが初めに喰ってしまうという暴挙、しかも独りで一皿全部食べるのも初めてじゃないかな。

二階に移動して一階メニュウのたん塩焼き。


メンバーがそろいだしたので、焼き鳥盛り合わせと天麩羅盛り合わせ。

豆腐田楽。やはり豆腐系は外せないので初物を。茹でた豆腐に田楽味噌が塗ってある。焼いてない豆腐田楽とはこれ如何に。ま、煮込み田楽もあるがやはり焦げ目の芳ばしさを期待してたのでチョット残念。
「おでん」の元をただせば田楽に行き着く。焼き田楽は注文してから焼くのでと時間がかかるのと江戸っ子は「ミソをつける」のを「けちを付ける」の意で嫌ったので、あらかじめ煮ておく「煮込み田楽」になり略されて「おでん」になっていった。

とりきも煮。

チ−ズハムカツ。以前はチーズはなかった気がする。ハムカツは中店の独自メニュウだ(僕の知っている範囲だけど)。かつて学食の人気を独占していたのが煮込みハンバーグである。その影にあって存在感は薄いがいつの間にか売り切れているのがハムカツであった。ハムカツは意外に奥が深い。大きく分けて、チーズを挟んだものポテサラも仕込んだものとハムだけの3種類である。さらにベーコンが入っていたりハムが二枚重ねさらにミルフィーユ状などバリエーションがある。ただハムは高級品を使えばいいというものじゃなく、それでいて安物もいやだ。ほどほどの品質がいい。プレスハムが適当だなぁ。そして大事なことは衣の厚さである。パン粉はあくまでも細かく衣の薄いのがいい。たまの楽曲「まちあわせ」に♪粉が付いてる、口の周りに、ハムカツの♪と唄われているようにサクッとした感覚を旨とする。

あら煮とご飯。この組み合わせで390円。味噌汁を付けても490円。ワンコインでお釣りが来る。