黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

セルフうどんまんてん@北区野殿西町

鍋焼きウドン小590円 エビ天125円

初詣の帰りにランチ。バディーアキラさんのブログによく登場するお店。。

天麩羅の品揃えもいいねぇ。

広くはないがシックな感じの店内。

ウドンの中で一番好きなのは鍋焼きうどんだ。
鍋焼きうどんは幕末頃、大阪で発祥したらしい。もちろん屋台である。屋台といっても現在の車輪の付いた小屋のような物ではなく、木箱を前後に付け天秤棒で担いて売り歩く棒手売りである。当時人気のあったシッポクうどん(鶏肉や蒲鉾、ネギ、卵など具が多い)を土鍋に入れたのが鍋焼きうどんだ。片方に火鉢、片方に丼など振り分けて担いだのだから相当な重労働だったろう。注文があればその場で暖めて提供していたようだ。
落語に、酔っ払いに寒いから火に当たらせろ、水を一杯くれとからまれた挙げ句冷やかしだったという「うどん屋」という噺がある。

鍋焼きうどんにエビ天(しかも大きいの)は欠かせないと思ってる。岡山の鍋焼きにはエビ天が入っている店が少ない。昔サンケイホールでバイトしたとき先輩が梅田の地下(だったと思う)のうどん屋で食わせてくれた鍋焼きにはエビ天3尾が鍋からはみ出てた。それが僕の鍋焼きうどんの原点だ。