ひつまぶし小2950円 酒400円
丑の日を避けて喰うひねくれ者。
その都度焼くから時間がかかる。江戸時代なら焼けるまで呑みながら香香がでてじっくり待つのが風情だったようだ。香香はいくら食べてもタダだったらしい。鬼平犯科帳などのTV時代劇で居酒屋に椅子とテーブルがあるがあれは間違い。椅子と机が庶民に広まったのは明治以後。立ち呑みかせいぜい縁台様のもの、高級なところで座敷で盆を使っていた。
うな重にしようかひつまぶしか、これだけは「迷ったら両方」とはいかず、「ひつまぶし」という音にひかれたんよなぁ。
肝焼きがのってうれしい。結局個人的には鰻の茶漬けより白飯の方が好みじゃな。これからは迷わず鰻重じゃわ。
ここの鰻は皮目がパリッとしてて身の厚みも丁度よく香ばしさがたまらない。甘すぎないタレもいいね。