黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ニューヨークミニッツ@ルネス

演劇on岡山V

蟠龍さんの筆による「世」の古代文字。

ルネスの外観にマッチするなぁ。

舞台美術は、牛窓てれやカフェの小林テレサさんが手がけた。写真は模型。
ストーリーはよくわからなかったな。シンプルな舞台で設定は教室。机や椅子を動かしたり、机の上に立つことで状況を変化させ、授業を知らせるキンコンカンコンが時間の流れを表しているようだったが確かではない。興味深かったのは、教師は常にバインダ(出席簿だったり教科書だったり)をいつも小脇に抱えている。時に不自然なくらいに。ところが最後にそれを投げ捨てるのだ。「これで私の授業は終わります。未来のことは教科書には書いてないからです。教科書に書かれていることは過去のことです。現在は過去と未来の間にあって、それは文章の最後にある「。」のようなものかもしれません。「。」の先に未来はあるのです」正確ではないがこんな台詞だった。教師役さんとはhiphopの教室でご一緒させてもらった方で、普段は堅いお仕事されていてとても芝居を演るようには見えなかったからビックリしたわ。最終場面では「考える人」の中腰ポーズでふらつきもせず長時間頑張っておられた。
タイトルの「ニューヨークミニッツ」の意味やストーリーは(居眠りこいたりしたせいか)把握できなかったが生徒役が元気に演じて岡山の演劇界はすごいなとおもった。