黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

追悼 安藤昇@12月16日逝去


高校生時代(1969年頃)僕らにとってヤクザ映画の筆頭は鶴田浩二でも高倉健でもなく安藤昇だった。「ホンマに殺しやったんじゃろうなぁ」というリアリティがあった。ただ曖昧な記憶だが主演の映画の出来はいいとは言えず、辻褄の合わないストーリーに男気だけが強調されて、高倉健主演の「網走番外地」のような人間物語にはなってなかったとおもう。
60年代の終わり頃渋谷で拳銃立てこもり事件を起こした気がするが、検索しても出てこないので僕の勝手な妄想かもしれない。その後も映画に出演していたし。
検索しながらわかったことは、ものすごい量の著作があるということ。
「男の顔は履歴書、女の顔は請求書」という言葉は安藤昇の作だ。