黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

吉備の大古墳展@岡山シティーミュージアム

吉備の大古墳展@岡山シティーミュージアム

 4世紀から5世紀にかけて吉備の国は、現在の岡山県全域から広島県東部という広大な地域だったそうだ。その中心が岡山平野で、多くの古墳が存在する。
 弥生時代初期のお墓は、土を盛り上げただけの(それでも小山くらいはある)ものだった。ヤマト朝廷が勢力を増した頃、前方後円墳が現れ巨大古墳の時代になる。代表的なのが仁徳天皇陵ですね。そして造山古墳、作山古墳(どちらも「つくりやまこふん」と読む)は、それに続くサイズで吉備の国も大きかったことがわかる。 現代岡山県人は、造山古墳を「ぞうざん古墳」作山古墳を「さくざん古墳」といって区別するしきたりがある。
 他にも金蔵山古墳@中区沢田は、造山古墳以前のものだと西日本最大規模で、多くの埋葬品や埴輪が発掘されている。
 造山古墳は人が自由に立ち入ることができる珍しい古墳ですな。中学生の頃はここでよく遊んだわ。後に青銅の刀剣が発掘されてビックリしたわ。今は「造山古墳ビジターセンター」ができて見学者の足ががりになっている。 、