コンパクトなサイズで持ち運びには便利。写真が今ひとつである。真上からの撮影なので全体に平板に見える。冨士屋とかだてのようにシンプルな盛りつけのは気にならないが、商人（みぞれそば）やぼっけゑの高さがあるというか立体的なボリューム感のある盛りつけでは、実物とはイメージが異なるだろう。スープの色がどれもやや濃いめにでていると思う。みよしや支那そばや[分]などの透明感のあるスープが再現されていない。とはいえ、相当な情報量が盛り込んであるので車に一冊居間に一冊ポッケに一冊と三冊は手元に置いておきたい（と、海人さんにリップサービスしておこう）。今回地図はランドマークを適切にとらえており非常にわかりやすくなっている。たとえば冨士屋と浅月は向かいなので同じ地図でも一向にかまわないのだが、微妙に案内ポイントを変えることで情報量を多くしている。従前のように同じ地図同じ案内だと現地で迷ったらそれでおしまい両店ともわからず仕舞いだったろう。その努力に敬意を表したい。また、時節柄なのか笠岡井原方面のノミネートが多くなったのもありがたい。次回ラメキン４では索引を細かくして欲しい。たとえば「中華そば***」は「***」でも引けるように重複して掲載して頂けるとありがたい。それから海人さん「仙台ラーメン本」返却よろしく。
