7月30日
Hojo Hand
亀吉 HOJO氏 BAND 亀吉&和尚 亀吉 和尚 BAND 唄う亀吉 band bass
I'm A Manの主催者バンドである。ご覧のように見るからにラフな容姿である。初めてお目にかかったのは数ヶ月前のモグラセッションデイであった。彼らのどこにブルースのブの字がブルースマンのマの字があるのか見いだせなかった。しかしその夜ステージで、ド太いドラミングと手数は少ないもののブルースフィーリングにあふれたフレーズを聴いて「このオッサンら何してくれるん、めっちゃブルースマンじゃが、お宝発見じゃなぁ、お宝にしちゃブッサイクじゃけど」とまぁ心の中でそう思ったわけだ。その後改めて聴ける機会があって、その渋さは並ではないと再度確認。HOJO氏のドラムはブルースというより派手さにおいてハードロックのそれに近く、亀吉氏の間を縫うバスドラの連打が、厚みを持たせ聴く者に安定感をもたらす。今日のライブで亀吉氏は手持ちのフレーズが豊富だった。年の功で古いのん聴きまくっていたと思われる。HOJO氏のボーカルは照れたのか力が無くか細かったが、客との応酬の面白さでそれもまた一興。全面的に和尚とベースがしっかりサポートしたおかげで聴かせ処笑い処それぞれにメリハリがあってお客のノリは相当で、特にI'm A Manからメドレーで瀬戸大橋線の駅の唄では最高潮に達した。最後MojoWorkin'〜SweetHomeChicagoでは飛び入りセッションでHojoHandのメンバーはいつの間にかステージから消えていた。2曲目のブルースと和尚がVo.の7曲目の出来が秀逸。亀吉氏の声はキャプテンビーフハートに似ている。いいライブをセッティングしてくれてHOJO氏亀吉氏に感謝。