黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

カレーラーメン@萬福軒、玉野


亮さんはデスソーストライ中 。デスソースをなめながら昼下がりのビール
今年は冷しラーメンとカレーラーメンがブレイクした。どちらも以前からあったが、やはりラーメンは醤油、塩、味噌が主であってカレーは色物扱いだった。
近年ラーメンのバリエーションが一気に増えた。カレーとの邂逅はラーメンにとって幸いかもしれない。かつての激辛ラーメンもまた際物だったが、甘口から激辛に至るカレーラーメンは多くの人々に受け入れられる素養を持っている。粘度の高いスープからたぐるにはウドンと比べて細い中華麺はダマになって不利である。短い麺を使うのが肝要。
で、萬福軒のは粘度の高いカレーの上にゆで卵、茹で豚肉スライス、にんじん、かいわれが乗っている。よくあるカレー味のスープではなく、スパイスの効いた辛さ中等度以上のルーでこれ自体深みがあって旨い。これが麺とのマッチングはどうかというと悪くはないがウドンであってもご飯であってもきっとうまいに違いない。カレーラーメンとしてのアイデンティティーの確率には後一歩というところか。しかしカレーラーメンにうまいものなしの時代は終わった。