黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

西山千@アポロ11号


1969年7月20日アポロ11号イーグルは月面に向かっていた。朝から僕たちはテレビに釘付になっていた。そのほとんどが真っ黒な画面だったが、ヒューストンと司令船コロンビアとの音声はとぎれとぎれに流れていた。同時通訳をしていたのが西山千さんだった。衛星中継だけでは間が持たないので西山さんは通訳以外に解説もしていたように思う。アナウンサーがNASAの用語に通じていなかったせいかもせれない。アームストロング、コリンズ、オルドリンの名前はすぐに覚えた。確かな情報は乗組員がこの3人と言うことだけだったから連呼されていた。独特のイントネーションで「こちらヒューストン、オルドリン聞こえますか?」これはしばらくの間僕たちの中で物まねのネタだったなぁ。着陸したとき今では「ピィッ!ヒューストン、こちら静かの海基地。『鷲』は舞い降りた」と訳されているけど、こんなにスマートな訳だったかどうか覚えていない。その時はみんな興奮してそれどころじゃなかったからね。

記事が切れてるけどウォークマンの開発者の方が亡くなっている。初代が発売されたとき即購入した。小さなヘッドフォンが画期的だった。抜群の音質にも驚いた。たしかジャックが2ヶあって二人で聴ける仕様だったとおもう(後継機だったかもしれん)。その後ヘッドフォンがインナータイプになったりドルビーが付いたりオートリバースにもなった。CDウォークマンになるまで何台買い直したかわからん。