黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

立ち呑み 大阪はなび@大阪中津(1月21日)

深夜ホテルに帰着。1階のコンビニで弁当を買うか空腹のまま街を彷徨うか、迷うことなく街へ。事前にチェックしたラーメン屋は、いざ大きな五差路に立つと方向感覚を失っている。しかも「スープなくなり次第終了」が気がかりになり500mの距離を徒歩もタクシーも選択する気になれず、うろ覚えの屋台を探すことにした。幸いにして一か八かで目指した先に灯りが見えた。





遅い時間にもかかわらずにぎわっている。テーブルは脚がビールケースで椅子もビールケースにお座布団が引いてある。テーブルは立ち呑の高さにしてあるので、座ると肩から上だけが出る間抜けな恰好になる。ねらい目は厚切りベーコンだったが、実物を見てお酒2合と厚切り豚テキ(550円)を注文。厚切りベーコンは豚テキと同じ手のひらサイズで、これは一人では難儀しそうだったな。豚テキは塩胡椒のみの味付けで練り辛子が添えられている。もう少し塩を効かせたいがテーブルには醤油もソースも何もない。まぁ、辛子まぶして喰ったけど、うんまい。雑然としていてにぎやかで楽しそうだ。向かいのご婦人が娘とおもわれる女性に「私再婚してもいいかなぁ」などと話している。「おかあちゃん、ええけどな、この人メッチャ歳ちゃうん?」隣にいた初老の白髪男が相手みたいだ。こんな話に聞き耳を立てていると時間がすぐに経過してしまう。ご飯類がまったくないので小腹は癒えない。再婚話の続きに後ろ髪を引かれつつ勘定1000円払って退店。