黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

すすれ!麺の甲子園 椎名誠著


どうも椎名誠とは相性が悪い。周辺の野田さんとか林さん(リンさんチャーハンだね)は違和感なく読めるのだが、どうも椎名誠とは笑いの壺も視点も異なっているようで何を読んでもオモローない。偶然この本を発見したのでタイトルとパラパラとめくってみて一も二もなく買ってしまったが、やはりオモローなかった。ファンの人ゴメンナサイね。これは極私的な好みの問題です。
取材チーム「爆裂麺喰いがしがし団」を結成して「麺の甲子園」トーナメントをやろうという趣向である。取材や講演会の合間に喰った麺(守備範囲は広く糸こんにゃく、もやしまで含むらしい)をレポートしている。ラーメンにたいする愛もなければラーメンでなければならない理由もなく、読んでいてつらいので50頁あたりでとばし読みに切り替え、目に付いたキーワードだけ探りながら30分で読了とさせて頂いた。僕は一行一行噛み締めるように読み進めていくタイプなんだけどね、いつもは。