黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

三遊亭圓生


百川の面白さったらないね。昭和31年の高座なので持っているカセットより古い録音でラッキィ。
「間を置くというのは、そのあいだ何もしないでいるんじゃァない。演ってる方の心の中ではずッとその芸の流れが続いていなくちゃならない」
付録の冊子に田中優子さんの連載「江戸のしきたり」がある。これがいい。今回は江戸っ子と火事である。火消しの仕組みや日常における防火対策、被災したときの再建など江戸っ子がいかにしたたかに生きてきたかがわかる。