黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

Gasoline Alley Live at Aussie Bar



ここがホームグランドというオージー・バーでのワンマンライブだけに熱がこもる。昨年のオージー以後ライブ活動を最小限に絞ったのも30分40分の持ち時間では収まりきらないサイズのバンドのもつジレンマであったのか。音が出せ時間を気にすることなくラフな雰囲気で思う存分できる気の置けない環境としての第一選択はPA機材のそろったライブ・ハウスではなくオージーだったのだろう。
特筆すべきは美意識の高さである。うまいバンドは他にもあるだろうが演奏の確かさ、出音に対する気の使い方、一音一音に意味があると気づかせてくれる点における自己満足ではないサウンドが秀でているのだ。