黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

そうだ秋の安芸に行こう。

恒例の秋旅行は宮島へとリクエストが出た。しかし広島宮島口間は混む、大型バスだと道が狭い駐車場が少ない、渋滞に巻き込まれると逃げ場がない。かといってJRを使うと高齢者や足の悪い人がいるので船乗り場での混雑や利便性で気乗りがしなかった。しかしよく調べてみると原爆ドームの傍から宮島直通の高速艇が出ているらしい。これなら楽そうじゃ。

紅葉シーズンだけに昼過ぎまでの便は満席。こっちは20名の団体様なので予約済み。あいにくの曇り空だが快適に宮島へ。
上陸して驚いたね。フェリーは行き帰り共に甲板まで人であふれかえっている。今日は5万人が訪れているらしい。

桟橋ターミナルから表参道商店街を歩く。道はどれも行く人帰る人、店の行列でごった返し待ち合わせなどできようもない。目的の店は大杓文字の前と聞いていたが10m位ずれていた。普段なら何でもない距離でもこの人出で10mははるか彼方であった。「ワシは杓文字の前でズーット待っとんじゃ」と電話されても姿は見えず。
牡蠣屋@宮島表参道商店街
牡蠣屋定食 2000円

焼き牡蠣2個。焼きすぎの感がある。上の写真丸い提灯の奥でドンドン焼いている。汁がおちてしまうのはお構いなし。それくらいでやらないと間に合わないくらいの行列。どの店もこのテンポで焼いているからしかたないか。

一番お得メニュウの定食は焼牡蠣、牡蠣メシ、牡蠣フライ、オイル漬け、赤だし、香の物のセット
牡蠣が10〜12個付いてこの味このお値段なら満足なコスパ。 メニュウに記載されていない裏メニュウなので予約が無難。

店頭にある大土釜で焚いた牡蠣飯には淡く醤油で煮た牡蠣が添えられており、これは単品のサイズで喰いたかった。

衣が薄くサクサク。牡蠣の深い味が凝縮されてうまい。
単品は牡蠣飯1000円、フライ1000円、焼牡蠣が一個250円、生牡蠣は400円。お酒はグラスワイン4〜900円、日本酒5〜600円、焼酎600円など