黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

みたき園@鳥取県智頭町芦津

おもてなし料理 竹 2625円(税込み)
智頭から山奥へ車で30分、渓流の畔に茅葺きの小屋が連なってます。

入口。手前がお土産店

渓流を眺めながら食事が出来る桟敷。こういう桟敷がいくつもある。

大部屋にはガラス戸が付いている。

午前中で26度を超える道中の日、ここではストーブに火が入っていた。一人用の卓が可愛い。
コースは檜(5775円)、杉(3885円)と竹の三種。価格の違いは魚料理(やまめの焼き、ニジマスのあらい等)が付くかどうかによって決まるようだ。因みに竹に魚系はなし。

竹でも充分な量。山菜づくしは食べ応えがあってしかもうまい。このうまさは、よくある山菜料理ワラビやゼンマイがちょこっとのとは全く違う。山の奥深い味と先人の知恵が感じられる。

天ぷら(山ぶき・いたどり・紫蘇・おさつ・松葉) 。松葉というのは蕎麦を素揚げしたもの。

こんにゃく・わさび・ぜんまい。 コンニャクがこんなに美味い物だとはびっくり。

鉢もの(人参・たけのこ・こうや・ふき・ずいき) 。
他に手作り豆腐にはわらび、おからには木の実を砕いたようなツブツブ食感のもの、茶碗蒸しには生麩とそれぞれに食感の変化が楽しめるように考えられている。

京阪神ナンバーの車やバイク隊が多く訪れていて昼時は満席。どこにも平らなところがない敷地内をお盆を抱えた仲居さんが急な坂道を行ったり来たり。因みにトイレは水洗洋式ですこぶるきれい。食事の後は渓流を眺めたり滝のそばまで行ったり、また喫茶室があってここのコーヒーはうまかった。