黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

パティスリー・バビヤージュ@北区下伊福

パルテール400円

メール会員になるとお誕生日に向けてホール・ケーキ2割引の案内がきます。フルーツタルト(直径16センチ¥2,600)を予約しました。 

パルテール。木イチゴとパッションフルーツ。爽やかな酸味が効いていてちょっと大人の雰囲気。パルテールとはフランス語で「花壇」の意。一緒に買った「ラ・プランセス」はお姫様、「シシリアン」はシシリア人あるいはシシリア島かな。
ケーキの名前はよくわからん。作者がイメージで自由に命名するらしい。フランス料理自体はおおむね素材と調理法による物が多い。ポーク・ソテーとか牡蠣グラタンとか、他にはご当地の名前アルザス風とかプロバンス風など。例えば「ブルターニュ産オマール海老のアロゼ、コライユのソース」は物々しいが、要するに煮汁をかけながら海老を煮て、海老ミソのソースをかけた料理ということ。
比してケーキの名前は千差万別。無理矢理分類してみると、
・基本的なのはケーキの組成・作成状態から。クレーム・ブリュレ(プリン様のものに砂糖をふり表面を焦がしてカラメル状にパリッとさせる)、ガトー・ショコラ(チョコを使ったケーキ)、パウンドケーキ(材料の割合が1ポンドづつ)。
・考え出した人物の名前から。マドレーヌ(メイドさん)、シブースト(菓子職人)。
・形を由来とするものモンブラン(白い山)とかミルフィーユ(千枚の葉)。シュークリーム(シューはキャベツ)、ワッフル(蜂の巣)。
・その他イメージで。ティラミス(私を元気づけて)、ペドノンヌ(尼さんの屁)。
ケーキは英語、ドイツ語ではKuchen(クーヘン)、フランス語ではgateau(ガトー)、イタリア語ではtorta(トルテ)という。