1月16日ランチAコース1500円+デザート300円、白ワイン700円位
"futur en fleur"「花の未来」とでも訳すのでしょうか。倉敷川と白壁通りが交わる橋の南東角の一階にあります。カウンタからは倉敷川越しに芸文館と工房ikukoが正面に見えるロケーション。シェフと気が利く女性とふたりで運営。
追記:「フチューラフルール」は「大器晩成」という意味があるようです。したがって直訳は「花の未来」より「未来の花」の方が適切ですね。教えて下さったおぐるまさんに感謝します。
サラダ。ドライフルーツの入った硬目のパンに豚肉のフレーク・パテがのっていてこれがうまい。茄子のソテと緑の葉物が淡いドレッシングにからまり、パラリとかけられた塩が優しく作用している
ブロッコリのポタージュ。うまいわ。青臭さがなく奥深い旨味が凝縮されている。パンは厨房中央にあるオーブンで温められ適宜追加してくれる。表面がパリッとして中はシットリしてこれもうまい。
シェフ一人なので若干間が空く。でも手際のよさ無駄のない動きが時間の経つのを忘れさせる。厚手のフライパンでポアレ(多めの油で炒めること)してオーブンで火を通すのがここのやり方みたい。時折僕らの会話に口を挟んでくれるのもグッジョブだね。
同行者の肉料理。シュークルート(独ではザワークラフト)、豚肉、野菜、ソーセージの蒸し煮。シュークルートの酸味が柔らかい豚肉(バラ)の甘みと一体化してこれもうまい。
魚料理。鱈のポアレ。ほうれん草のソテと白菜、ベーコンのフリカッセ(ホワイトソース)。
小骨がなくパリッと焦げ目の付いた皮が香ばしい。ソースがちょっと塩分多めに感じたが鱈にからめると丁度いいかな。
クリームブリュレ。
フロマージュのムースに刻んだバナナの入ったアイスクリーム。ポートワインソース。
備前焼の器が美しい。甘いカヌレが付いているのでブラックでいただきました。
おやこんなところに猫が・・・。
いいお店に出会えてうれしいね。丁寧な仕事ぶりと接客に感激でしたわ。今日のコースで所要時間1時間20分くらいかな。時間の余裕がある時にまた来よう。