ポーポー(ポポ)の実
明治時代に日本に持ち込まれ戦前までは普通に農家で見られたらしい。なぜか戦後急速に減っていまでは珍しくなってしまったようだ。僕は初めて見た。甘い香りがいい感じ。
皮を剥いてみると熟した実からさらに強い安息香酸風の香りがする。これ以上熟すとクドイ系になってしまいかねない不安定な香りだ。食べてみると食感はアドガド、香りはマンゴ風味でうまい。ビワの種によく似たサイズの種がたくさんある。種の周りがゼラチン状でまたうまい。種を植えてみることにした。収穫までは10年かかるらしいが、気長な楽しみとして取っておこう。