黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

豚松@北区表町

つけ麺890円
ライブの帰り久しぶりに顔を出すと「新しいのがあるよ」と大将。夏限定の冷麺と新メニュウのつけ麺である。つけ麺をお願いする。長年通ってると大将がどの行程の作業をやっているのか見えなくてもだいたい想像がつくものだが不意に「どうぞ」といってだされた。フライヤーに火を入れたりおにぎりを作ったりしているのでてっきり別の注文をこなしているのかと思っていた。

これが豚松のつけ麺である。卵焼き、チャーシュウ、エビフライ、蒲鉾、メンマである。

なんとおにぎりが付いている。「どこにでもあるつけ麺じゃ、おえんからなぁ」と大将。「つけ麺なら麺が多い方が、えぇとおもうけど」「じゃから、おにぎりを付けてある」「麺は今までのと同じじゃが。あるもんですまそうという魂胆じゃな」「そこが豚松!」
つけだれはラーメンダレではなく、豚松ならではの工夫がある。あえてここでは書かないが、豚松に慣れた方ならニヤリとする逸品である。これにエビフライを付けて食う贅沢。メニュウ中最高値の890円はうなずける。しかもこれは誰が食ってもうまいとおもう。もっともつけ麺を食うつもりで来てはいけない。豚松を食いに行くと思わなきゃね。