黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

あたらし屋@北区表町

6月9日あたらし屋ロックデイ

6月9日はロックの日。日本限定の記念日じゃな。この日のお楽しみは、ソウルトリオと山本氏らの村上和泉俊、それに田辺滋氏のソロである。

ブルドッキングヘッドロッカーズのギター・ボーカルの田辺氏のアコースティック・ソロは初めて観るんかな。新曲が聴けてラッキィだった。彼に限らずロッカーのソロって微妙に照れがあるね。ビートもメロディーも全部自分持ちという一か八かの崖っぷちで、笑うしかねぇだろ的照れなんかなぁ。バンドでは見せない可愛さがのぞける。

砂漠のペンギンby群。ユニット名の由来は知らないがサウンドは素直に耳になじんだ。群というバンドでもやってるらしい。機会があったら観たいですわ。

ソウルトリオ。いまおっかけているユニットのひとつ。ベース岡本、亀吉、やーのぶである(なぜか敬称略)。R&Bを基調にしてあいまいなブルース感を醸し出す。あいまいさはやーのぶである。彼のパーフォーマンスはどうしても笑いを誘発する。

ワンモアコールで調子に乗るやーのぶ。仕込んだパーフォーマンスよりハプニングの方が決まるのは、ギタリストだけでなくコンポーザ、リサイクリスト、料理人、片付けマニアという総合ゲイジツ家たる彼の資質であろうか。

東京から来られた本間 章弘氏。この方もいつもはバンドらしいが今夜はソロ。僕の好みとは違うサウンドだがロックでひたむきさは好感が持てる。

村上和泉俊。よくみるとメンバーの名前をつなげただけじゃった。なんか意味があるのかと考えてしまったよ。三人なのにキーボード、マンドリン、アコギ2本、エレキ2本、三味線、バイオリンを取っ替え引っ替えセッティングの方が長いという迷惑なバンドである。ボードビルから沖縄、ゴスペル、ビートルズなど ♪おもしろいっでっすねぇ♪ゆーたりこーして。