7月6日ピアノの公開クリニック 講師テッド・ローゼンタール
ルネスホールを裏から眺める。重厚な造りはさすがに日本銀行の建物ですわ。金庫室が復元されたので見学に行かないとね。
この日は7日のコンサートを前に若きピアニストが生徒役でレクチャーを受ける。課題曲は「ラプソティー・イン・ブルー」である。
テッド先生は物腰が柔らかで紳士じゃなぁ。「おめぇ、どげーな音だしょんなら、けぇれ」とかおっしゃることなく、そっとひとつのコードを弾いた。どひゃ〜〜、全然違う音色と響きですがな。かくも違うもんなんですな。文章では表せないが、こっちにも伝わってくるようだ。最後はソロでガーシュインを数曲演奏してくださった。ひとつひとつの音がそれぞれ意味を持ってる事を気付かせてくれた。